聴くお勉強👂
今日は土曜日ですが、後半のレッスンをお振替して頂いて、クリスチャン・ツィメルマン氏のピアノリサイタルに行ってきました🎹
彼の演奏を聴くのは恐らく大学生ぶり…?
リサイタルのお知らせを聞いた時からとっても楽しみで、急いでチケットを取りました!
今回はショパン、ドビュッシー、シマノフスキのプログラムで、彼の故郷ポーランドに纏わる曲が多かったです。
ドビュッシーが特に素晴らしく、音が層になって聴こえて、多彩な音色と響きに音楽の中に吸い込まれるようでした。
本当に絵画を観ているような、情景が浮かぶようなタッチに、あんな音を追い求めて練習しないとなと、明日からの練習が楽しみになりました!
今日の公演の客層を見ていても、学生さん(高校生以下)が本当に少なくて、最近はなかなか聴くお耳のお勉強という習慣が薄れていっているようで、少し残念に感じました。
携帯の小さな画面で、YouTubeなどを聴いてこの曲はどんな曲かな〜って聴くくらいで、生の生きた演奏を知らない子が多いように思います。
耳だけでなく肌で、体で、心で感じる生の演奏は、言葉では伝えきれない大切なことを沢山学ぶことが出来ます。
私も学生の頃から恩師の演奏会にはどんなに遠くても全て足を運び、恩師の薦めて下さる演奏会も必ずお勉強しに聴きに行きました。
今も日々お勉強なので、こういった巨匠と言われる素晴らしいピアニストと同じ時代に生きて、こうして演奏を聴けることが本当に幸せです✨
演奏会を聴くこともそう、日々の些細な出来事も、出逢いも、全てが自分の音楽を大きくしてくれると思うので、自分自身と共に音楽も少しずつ大人に成長していきたいなと思います(^^)
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